データセンターのおかげでガスが新たな全盛期を迎えている

The Verge
データセンターのエネルギー需要に牽引され、新規ガス発電所の世界的な開発が急増しており、米国が主導しています。

概要

米国は、特に生成AIを支えるデータセンターの増大するエネルギー需要を満たすため、新規ガス発電所の世界的な急増を主導しています。Global Energy Monitor (GEM)によると、2025年に開発計画中の世界のガス火力発電設備容量は31%増加し、そのうち米国が新規容量のほぼ4分の1を占め、中国を上回りました。この米国の成長の3分の1以上はデータセンターへの電力供給に直接関連すると予想されています。天然ガスは燃焼時に石炭よりも安価で炭素汚染が少ないものの、この急速な拡大は、AIによる電力需要の予測が実現しなかった場合、将来の排出量を固定化し、座礁資産を生み出すリスクがあります。さらに、ガス発電の増強は、2050年までにネットゼロ排出量を達成するというパリ協定で定められた世界的な気候目標から大きく逸脱するものです。報告書は、世界最大のガス生産国である米国が、昨年計画中のガス火力発電容量をほぼ3倍にしたと指摘しており、トランプ前大統領の政策はデータセンター向けの新化石燃料インフラの建設を優先しています。

(出典:The Verge)