MercorのBrendan Foody氏、Sequoiaの「二重価格」による評価額操作を非難

TechCrunch
MercorのBrendan Foody氏は、Sequoiaが二重価格構造を用いてスタートアップの評価額を実態以上に誇張していると批判しました。

概要

Mercorの共同創設者であるBrendan Foody氏は、大手ベンチャーキャピタルSequoiaが「二重価格」の手法を用いていると告発しました。これは、同一の資金調達ラウンドで異なる評価額の2つのトランシェ(分割部分)で投資を行うもので、企業は高い「ヘッドライン」評価額を宣伝しつつ、主導投資家は実際にははるかに低い価格で参入できるという仕組みです。Foody氏は、これが従業員やエンジェル投資家に誤った認識を与えるものだと主張しています。

SequoiaのShaun Maguire氏は、これを「詐欺」ではなく市場の現実であると反論しました。彼によれば、他社がより高い金額を提示する中で、Sequoiaは独自のリスク管理としてこの構造を選択しているに過ぎないといいます。

専門家は、従業員のストックオプションの基準となる409A評価額についても、実態との乖離や低めに設定される構造的インセンティブが存在することを指摘しており、スタートアップの資金調達における透明性の欠如が浮き彫りとなっています。

(出典:TechCrunch)