テックワーカー、Anthropicをサプライチェーンリスクとして指定しないよう国防総省と議会に要請

TechCrunch
テックワーカーは、AI企業Anthropicが自社のシステムへの無制限アクセスを拒否したことを受け、米国国防総省がサプライチェーンリスクとして指定する可能性に抗議しています。

概要

数百人のテックワーカーが、Anthropicを「サプライチェーンリスク」として指定する米国国防総省(DOD)と議会に対し、その指定を撤回するよう求める公開書簡に署名しました。これは、Anthropicが大規模な監視や人間の介入なしの自律型兵器への利用を懸念し、軍へのAIシステムへの無制限アクセスを拒否したことを受けたものです。DODはAnthropicをブラックリストに載せることで脅迫し、トランプ前大統領は各機関にAnthropicの技術の使用を停止するよう指示しました。

業界はこれを、AnthropicがDODの要求を受け入れなかったことへの報復と見ており、「危険な先例」を作り出すことになります。Anthropicの問題だけでなく、政府による過剰な干渉やAIの悪用に対する懸念も広がっています。OpenAIはDODと独自の合意に達しましたが、Anthropicと同様にAI利用に関する「レッドライン」を共有しています。

OpenAIのBoaz Barakなどの専門家は、政府によるAIの悪用と監視を「壊滅的なリスク」として扱い、生物兵器やサイバーセキュリティで使用されているのと同じリスク軽減プロセスを適用する必要があると強調しています。Anthropicは、サプライチェーンリスク指定に対して法的異議を申し立てる予定です。

(出典:TechCrunch)