LemonadeがAMD APUモデルのストリーミングを修正、Vulkan比で約40倍遅いためOpenMOSS ROCmを廃止
概要
AMD連携のオープンソースのローカルAIサーバーであるLemonadeが2026.39.1版と2026.40リリース候補版をリリースした。2026.40 RCでは、AMD統合GPU(APU)におけるモデルのストリーミングを、固定vRAM割り当てではなくAPU GTTプールに対する容量チェックに変更することで修正した。これにより、DeepSeek-V4-Flash-IQ2XXS-DS4などのモデルがAMD Ryzen AI Max(Strix Halo)上で動作しなかった問題が解消される。また、同一ハードウェア上でVulkanバックエンドより約40倍遅いため、WindowsとLinuxにおけるOpenMOSS ROCmバックエンドが削除された。OpenMOSSのAMD ROCmコードパスにCPUフォールバックが存在していることが性能差の原因と見られる。さらに、新バージョンではJetBrains Junie向けの新しいローンチエージェントが追加された。安定版の2026.39.1版では、vRAMの自動エビクション設定が可能になり、年と週番号に基づく新しいバージョン管理方式が採用された。
(出典:Phoronix)