OpenAIの親密なパートナーであるCerebrasが大型IPOに向けて順調

TechCrunch
AIチップメーカーのCerebras Systemsは、評価額266億ドルのIPOを準備中です。

概要

AIチップメーカーのCerebras Systemsが、新規株式公開(IPO)に向けて最終段階を迎えています。同社は2800万株を1株あたり115ドルから125ドルで発行する計画で、これにより35億ドルを調達し、最高で266億ドルの市場時価総額を達成する可能性があります。このIPOは2026年最大のテクノロジーIPOとなり、SpaceXやOpenAI、Anthropicといったさらに大型のIPOへの需要を示唆する可能性があります。CerebrasのWafer-Scale Engine 3チップは、GPUベースのAIチップと競合し、推論処理においてより高速で低消費電力を実現するとされています。同社は、Alpha WaveやBenchmarkなどの主要株主をはじめ、OpenAIの創設者であるSam Altman氏や元OpenAIの主任科学者であるIlya Sutskever氏などの著名なエンジェル投資家を含む、強力な投資家リストを持っています。CerebrasはOpenAIと重要な関係を築いており、OpenAIは主要顧客であると同時に、3300万株以上の株式を購入できるワラント(新株予約権)を担保とした10億ドルの融資も提供しています。この関係は、Elon Musk氏がOpenAIに対して起こした訴訟でも言及されています。過去には、Abu Dhabi拠点のクラウドプロバイダーG42からの投資に関する連邦政府の審査などによりIPOが遅延しましたが、現在はIPOに向けて順調に進んでおり、銀行はすでに提供される35億ドル相当の株式に対して100億ドルの注文を受けていると報じられています。

(出典:TechCrunch)